Ms.teryさん

気の向くままに

あんなに寝たのに3時半

中学生の頃、卓球部に所属していたんですよ。僕の通ってた中学の卓球部はめちゃ強いわけではないけど、地区大会ベスト準優勝とか県大会ベスト8とかまあ弱くもない成績。人数も少なくて、1年生でも1台専用の台があるくらいには人がいなかった。そんな中学校1年生の時のある1日のお話。先に言っとくと、すごくくだらないです。

 

その日は土曜日で、卓球やる時うちの学校は教室を使ってたから丸1日部活があるわけですよ。台があるっていっても1年生は6名。ダブルスなんて芸当できるわけもなく、1台に入れるのは2人。午前でランニングやら筋トレやら終わらせていたので、午後はめちゃ暇なのよ。1時くらいかな?1人の部員が暇だから寝るつって寝始めたんだよね。僕らは卓球やるやつ1人減ったからラッキーて考えたんだけど、逆に1人減ったことで回りが早くなって飽き始めてきてた。しばらく経ってそいつがパッって目を開けたんだ。棺桶に入ったゾンビが目覚める瞬間みたいにパッって。シュッっと起き上がって言ったんだ。

 

「どれくらい寝た?今何時?」

「3時半。だから2時間くらいかな」

「あんなに寝たのに3時半!?うそやろ。あと3時間もあるやん。は?まじで言ってんの?あんなに、あんなに寝たのに3時半?」

「その通り」

「あんなに寝たのに?」

「3時半」

「あんなに寝たのに?」

「3時半」

「あんなにあんなに寝たのに寝たのに?」

「3時半、3時半」

 

「さあ、テンポ上げてくよー」

「いぇーい」

「あんなに寝たのにっ」 「3時半っ」

「あんなに寝たのにっ」 「3時半っ」

「あんなにあんなに寝たのに寝たのに」

「3時半っ、3時半」

 

「もっともっと早くっ」

「アンナニネタノニッ」「サンジハンッ」「アンナニネタノニ」「サンジハンッ」「アンナニアンナニネタノニネタノニッ」「サンジハンッサンジハンッ」

 

暇すぎたからどんどん盛り上がっちゃって、顧問のある職員室まで聞こえてたらしい。

「お前ら楽しそうだな。でもうるさい」

叱られちゃったよね。でもしばらくやってた。

 

いやー懐かしい。こんなしょうもないことで盛り上がって笑い合えるのって最高じゃない? 若いっていいね。