Ms.teryさん

気の向くままに

妄信

人に話すと嘘っぽくなってしまう話。

僕の母方の家系の一部の女性には見る能力がある。残念ながら(残念かどうかはわからないが)、強いその力を持った人は最近いないようだ。母によると受け継がれているわけではなく、そういうのがあるよと祖母に言われて思い当たる節があった程度のことらしい。

詳しくは知らないがいわゆる“ゆた”に近い家系なのかもしれない。母親は見えすぎるが故に身体を壊すことが多く、その能力に蓋をしたらしい。母にとってそれは自己防衛のようなものだったらしく、意識下で行われたものではないと言う。

まあ、僕の母とか家系とかは関係ない。問題は僕自身だ。あほらしい話だが、僕は小さい頃死んだ妹と遊んでいた。まだ両親が離婚する前、自分の部屋を締め切って妹と遊んだ記憶がある。何をしたのかは覚えていないけれど、妹と遊んだという記憶は確かにある。

そんなことを言ってもその妹と遊んだ記憶を死んだ後だったんだと錯覚しているだけだろうと思われるだけだろう。しかし、僕はその妹と会ったことがない。妹は生まれてこなかった。流産だった。実際は妹であるかどうかすらわからない。それでも僕は妹であると確信している。

ここまでくると僕は狂った人間だ。だって生まれてこなかった“妹”と遊んだことを心の底から信じているのだから。ただ他にも根拠はある。僕は幼い頃生前の記憶があった。正確に言うとあったらしい。今の僕は覚えていない。ここからは母から聞いた話にはなるが、僕は雲の上にいたらしい。そして僕の父親の元に行きたいと指を刺し、神様のようで男のような人に許しを得、滑り台で僕の母親のお腹へ飛び込んだ。

自分で書いてても馬鹿馬鹿しい話だと思う。でももっと不思議な話があるんだ。幼い僕が母に「お腹の中に赤ちゃんがいる」と言ったので、母はすぐさま病院に行くと、お腹に赤ちゃんがいると告げられたそうだ。その頃から僕は妹であると言っていたらしい。しかしある日「お母さん、赤ちゃんが血ごーごーしてる」と僕が言った。病院に行くと流産していたことがわかった。

どう?すごくない?信じるかどうかは君次第だけれど、僕は確信しているよ。確かに皆の知らない何かしらが存在している。僕は女ではないから力は不十分みたいだけどね。相手が何を感じているかくらいは分かると思ってる。特に負の感情には敏感かな。でもまあ、よく言えば勘が鋭いとか悪く言えば鬱病HSP、妄想癖とかってのとほとんど変わらない。

たださ、意識体が存在していると確信してるんだ。根拠なんてないよ。長々と書いたけど、これっぽっちの体験談なんて根拠になり得ないもんね。だから、これは僕の妄信だ。意識体は存在する。言い換えると、魂だとか精神だとか霊、心だとかが存在する。僕はそう言い切れる。

だからどうなんだよと言われたら、だからどうなんだろうか。実を言うと僕はみんなよりすごいんだぞって自慢したいだけだ。

ま、嘘だけど。

(でも少しほんと…)

さて、僕は何を言いたかったのだろう。僕はすごいぞーって話書いてたら何を言いたいのか忘れてしまった。これは良くない。すごく良くない。でもやっぱり思い出せないや。また明日考えようかな。もう眠い。から、寝る。