Ms.teryさん

気の向くままに

生きたい

自分ではどうすることもできない無力感とどうにかなってしまえという自暴自棄に、無知からくる感情がかき消される。不安や恐怖といったものが全て逃避へと昇華される。楽観と悲観とが乖離する。悲観が無関心へと変わる。そうして今の僕が出来上がる。

受験のストレスと言えばそうなのかもしれない。でも、そんなものはないと言い切ってしまえるほどには無関心に蝕まれた。自分が自分ではないような感覚。そもそも自分というものが存在しないような感覚。なんだか懐かしく感じる。

このままだと繰り返すだけなのはわかっている。自然と死にたいと思うようになって、もう終わりにしてしまおうって、でも結局死にきれなくて、死ぬことすらもできないのかと思い知らされる。

もしかしたら前とは違うのかもしれない。僕は死にきれないことを知っている。生という正義を突きつけられるのかもしれない。どちらにしろ絶望することは目に見えている。

それでもやはり僕はまだ非現実であると捉えている。何かを変えることを諦めている。